損害保険の加入方法

損害保険に加入する方法は大きく分けると次のようにわかれます。

  1. 代理店を通して加入する方法
  2. 保険会社と直接契約手続きする方法

近年、増加傾向にあるインターネットでの契約方法は後者の保険会社と直接契約するタイプとなります。

代理店は継続手続き以外では必ず直接会って手続きをする必要があり、その契約手続きについては保険法や消費者契約法に基づき守るべきルールが定められています。

具体的な形で上記二つの方法をご説明いたします。

1.代理店を通して加入する方法

昔からあるいちばん一般的な保険への入り口です。保険募集を行うには資格を要し、継続的に商品に関する知識を学び、十分な説明が出来るように研修を受けている必要があります。

そうして、様々なニーズに答え複雑化してきた保険についてわかりやすく加入者に説明し、事故など万が一の場合にはしっかりと対応を行うのが保険のエキスパートである代理店の役割です。

代理店は保険会社と委託契約を結び、保険会社の代理人として保険の加入希望者と保険契約を締結する権限を持ち、保険商品の説明・加入手続き、保険金請求手続きなど保険にかかわるすべての手続きをお手伝いしてくれます。

例えば、子供運転するようになる、家を改築したなど自動車保険や火災保険などの損害保険は、日常の生活と密接に関わっており、加入条件の見直しなどメンテナンスが必要となるため、代理店は契約者の家族構成や状況まで把握し、長いお付き合いとなっているケースも多く見られます。

豊富な知識をもって契約者の状況に応じた適切なアドバイスをしてくれるので、全く保険内容について詳しくない方や自分で保険のメンテナンスが出来ない方にはオススメです。

  • メリット:保険契約についてのメンテナンスを代理店がフォロー
  • デメリット:直販型に比べると割高な保険料

◆代理店の主な役割

<契約手続き時>

保険加入のための手続きを行います。

  • 保険商品の説明・勧誘
  • 契約締結にともなう重要事項の説明
  • 契約意思の確認・保険料の受領など
<契約手続き後>

保険が有効である間を保険期間といいます。その保険期間内にある契約者の保険契約の管理をお手伝いします。

  • 契約内容が変更になった場合の異動受付・変更手続き
  • 事故受付
  • 保険金請求手続きのお手伝い

特徴

  • 対面や電話など直接保険の説明を受けることが出来、契約者のニーズに合う補償を提案してくれるため、契約者自身に保険の知識がなくても、十分な補償に備えることが出来る
  • 事故時の交渉など諸手続きをともに行えるため安心感がある
  • 継続手続きや保険料延滞等の場合にサポートしてもらえる
  • 代理店と職場が連携している場合もあり、役場や大手企業であれば、その職場自体が保険の窓口となることもある

代理店の形態

損害保険は発生する危険の種類に応じた保険商品があります。自動車・住宅・旅行など幅広い業種と関連しているため、それらの販売業者が保険加入の窓口を兼ねている場合も多くあります。そのため、代理店には多くの種類が存在します。

  • 専業代理店(損害保険締結、契約管理を業とするもの)
  • 自動車販売業者(ディーラー・整備工場など)
  • 銀行などの金融期間
  • 住宅販売会社・賃貸住宅取扱会社
  • 旅行代理店など

2.保険会社と直接契約手続きする方法

加入希望者が保険会社と直接契約手続きを行う方法として、現在ではおもに2つの方法があります。

  • 保険会社が直接運営する直販店舗
  • インターネット・電話(郵送)

保険会社が直接運営する直販店舗

近年出てきた販売手法で、地下鉄の駅など自社ビル以外の場所にコンパクトな事務所を構え、保険会社の職員が直接説明して保険を販売してくれるお店のことです。代理店を介しませんが、保険料が特に安くなるわけではありません。

  • メリット:保険会社の職員と手続きが出来るという点で専門性が高く、安心感がある
  • デメリット:その保険会社の商品しか扱っていないため、商品比較がしづらい

インターネットや電話(郵送)

電話やインターネットなどの通信機器の普及に伴い増加してきた販売方法。インターネット・もしくは保険会社のコールセンターにて契約者自ら加入手続きを行うもので、対面手続きはまったくない。

そのため、契約内容の確認や変更が発生した場合に必要な手続きなどは契約者の自主性に委ねられる。

補償内容の理解、契約の管理については主として契約者の自己責任となるため、誤った理解や手続きもれによって万が一の事故が発生した際に補償されないケースも少なくありません。

そのため、この方法での保険加入にはある程度の保険商品への理解力と自己管理能力が求められます。もちろん、代理店を介さず手続きが完了するため、代理店とスケジュールを合わせることなく、自分の都合のよい時に手続きできるというメリットもあります。

  • メリット:保険料が安い。自分の都合に合わせて手続きが可能で時間の制約がない
  • デメリット:自己責任で契約管理を行うため、認識を誤る補償が不足する場合がある。車両保険の補償範囲など一部の制限がある

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