妊娠中の交通事故と入院

妊娠18週と4日目の検診を終えて、ハッピーな気分であったはずの日…。

私は、この日になんと事故にあってしまったのです。

朝から病院に行き、その他の用事を済ませ、家の買い物をするためにショッピングセンターにお昼頃に到着。

その日は正直言って、からだがきつかったので駐車場で30分ほど眠ってからお買い物しました。それでも、疲れが残っていたのか買い物中はすこしボーっとしていて、早く帰りたいなと思っていました。

最後に家の近くのスーパーに寄って帰ろうとしたところ、住宅街のなかの小さな交差点で左から車がでてこようとしてきていました。

自分が進んでいる道路が優先であったことから出てこないだろうと思っていたら、こっちを見てなかったみたいでその車は出てきたのです。

警察のいうとおり「だろう運転」は間違いのもとです。

避けて、クラクションも鳴らしたのですが、時すでに遅し。

左から私の車はぶつかられてしまいました。

そんなにスピードは出ていなかったので、衝撃が大きかったわけではないのですが、すこしふっくらしたお腹に当たった感じがしました。そして、なによりとてもショックで、全く動けなくなりました。

相手の方が駆けつけてくれた時に、大丈夫ですか?と聞いてきます。

大丈夫なわけなく、一番心配なのは、お腹の赤ちゃんです。

「妊娠しているんです」と言葉を絞り出しました。

救急隊がきても、微動だにできない私。

運ばれる救急車の中でもいろいろ話しかけられます。

血とかでてるわけでもないし、ひどい怪我というわけではないのは自分でもわかっていました。

でも身動き一つできないのです。

救急車の中でもショックで涙が止まらず、隊員さんも困ったことだと思います。

頭では反応しなきゃとは思うのですが、身体は全く動かず、かろうじて首をふるくらいです。

病院についてもその状態は続いたので結局入院です。

事故搬入直後は、本来であれば、レントゲンやCTをしたりするのですが、もうろうとした意識のなかでも私は赤ちゃんへの影響を考えて断固拒否。医師の方々もその意志を尊重してくれました。

それでも全く動けない状態なので、そのまま入院です。

緊急外来で1泊したら、次は通常病棟と思いきや、目が覚めると私は産婦人科に入院していました。

ここでは1日3回赤ちゃんの心音を聞いてチェックしてくれたので、その度に赤ちゃんは無事に生きていると実感することができて非常に安心できました。

人生で初めてトイレにも看護師の補助を受けるくらいのダメージをうけてしまって、絶対安静が5日ほど続きました。

痛いし、不安です。

でも赤ちゃんへのダメージを考えたら、薬も受けつけることができませんでした。

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妊娠18週目のレントゲンは問題ない?

薬も使えない、レントゲンによる検査もできないということで全てが経過観察。

そのため、あまり長く入院しておくこともできないため、歩行できるようになって3日ほどで退院です。

お腹が張る感じも5日ほど経つと少なくなり始め、6日目には点滴の支柱を支えに歩行訓練です。

その状態で2日ほど過ごしましたが、やはり何もなしに歩いて、転んだりしてしまわないかなどの不安は続きます。

それでも今の入院制度では、そんなに長く入れないので出ても安心できるように安静にしつつも、ベッドの上で足を動かしてみて、頑張りました。

この間、いろんなことに悩みました。

  • 痛みがひどいから、薬を飲むのか
  • 今回の事故がきっかけで、万が一生まれてきてから子供に何か問題があったらどうしよう
  • 万が一、子供に障害などが起きてしまった時、私に後遺症が出てきた時に補償してもらえるように検査をしておくべきではないのか?

たくさん考えましたが、検査をしてしまってそれがきっかけで子供に障害がでる可能性も考えるとやはり答えは出ません。

思い切って、この悩みを旦那に話してみたら、「障害がでたら出たで仕方ないだろう。どうすることもできない。受け入れるしかないんだ」と一言。

病院の先生とも何度もこの点については話し合いました。

<レントゲン>

「レントゲン=大量放射線被曝」と思っていましたが、レントゲンによる被曝量は実際にはごくわずかということらしいのです。

そして、妊娠のどの段階にいるのかでその影響も大きく変わります。

※実際の週数などは、諸説ありますので、参考にしてください。

【妊娠初期(10週目まで)】

身体の重要な器官ができる時期になります。赤ちゃんも胎芽とよばれる時期でまだ人間としての外観はできていません。

これから骨が作られたり、手がわかれたりしてくる時期になるので、この時期に放射線を浴びた場合は奇形につながる可能性が高いと言われています。

そのほかにも内臓器官の発達障害やガンの発生率があがる可能性が高いと言われています。

妊娠初期から中期(10週から17週まで)

11週を過ぎる頃から胎芽であった赤ちゃんも胎児とよばれるようになります。そして脳が形成される時期です。

身体は大方できてきているので、奇形の可能性が減りますが、脳などができてきているので、知的障害や発達障害などの可能性が高まります。

【妊娠中期以降(17週から)】

妊娠初期や中期はじめの段階に比べると胎児への影響は少なくなると言われています。大人の私たちがレントゲンうけても問題ないのと似ていますね。

それでも、27週までは知的障害が起きる可能性もあるとされています。また引き続き、ガンや悪性腫瘍ができる可能性も残ってはいます。

私は妊娠18週になった頃であったことから、問題はそんなにないと説明されました。

それでも、レントゲンをする部位は腰のため、子宮にも直接当てることになります。

医師からも

「レントゲンを受けるメリットと受けないことによるデメリット、赤ちゃんへの影響を総合的に判断してきめてもらっていいです。ただし、お母さんの状態が安定していることも赤ちゃんの育成には大切なことになります」

とおっしゃっていただきました。

母体がストレスを受けていると、そのストレスが子宮にも伝わり、お腹が張りやすくなって、赤ちゃんも窮屈な思いをするそうです。

今回、私の場合は以下のように考えました。

<レントゲンを受けるメリット>

  • しっかりと検査をすることで問題がないかどうか安心できる。
  • 検査の結果、問題があればきちんと保険から補償してもらい、完全に治療可能かつ慰謝料にも反映される。

<レントゲンを受けた場合のデメリット(可能性)>

  • 子供になんらかの障害が発生する可能性がある

と考えた場合、「安心=私自身の心の持ちよう」「治療の完治・慰謝料=お金」です。それらは頑張れば、なんとかなります。

でも、子供の障害はその子の一生涯を左右する問題だと考えるとやはり検査や治療を受け入れるという選択は私にはできませんでした。

実際、事故からしばらく経ちましたが、今のところ大きな影響は出ていないと思います。

腰が痛いのは痛いのですが、事故にあってなくても妊婦は腰痛を持つと聞かされていたので、結局どちらが悪いのかなんてわかりません。

日々、影響が出ないように骨盤ケアを頑張るのみです!

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交差点での事故について

今回私が事故にあったのは、住宅街のなかの信号のない交差点での事故です。

後日お話しした警察官の方からは、「本当は10:0の事故として扱ってあげたかった」と言われました。

なぜ、そうならなかったのかというと、それは一つの標識があったから。

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「横断歩道」の標識です。

横断歩道があるのは知っていたのですが、標識自体は街路樹で少し見えづらくなっていました。

免許取る時に教わったはずですが、再度お勉強。

これは「指示標識」となっているのでこれがある横断歩道の近くを通る時は必ず徐行していかなければならないのです。

ちなみに常にこの標識があるわけではありません。標識のない横断歩道もあります。もし私が事故にあった交差点に標識がなかった場合、優先道路を走っていた私は過失なしになります。

今回はこの標識があったため、私にも「交差点安全進行義務違反」が課され、行政処分が下るという結果になるのです。

ちなみにこの指示標識は以下の場合に設置されます。

(1)信号機が設置されている交差点

(2)信号機が設置されていない交差点で、原則として車道幅員がおおむね3.5メートル以上で以下に該当する場合

a.交通量及び横断歩行者が多く、歩行者の安全を確保する必要がある場所
b.沿道に多数の人が利用する商店、公共施設などがある場所
c.駅・学校などに通じる場所やバス停付近など特に必要な場所

(3)車道幅員が5.5メートル以上で横断歩行者が多い単路

(4)押しボタン式信号機がある単路

おそらく私の場合は、(2)のaにあたったのだと思います。

交通量が多く、実際人通りは多くないですが、住宅街のなかということで必要性はあります。

ちなみに似ていますが、以下の標識は「指示標識」ではなく、近くに幼稚園や学校があることを表す標識です。そのため、徐行などの義務はありませんが、子供が飛び出してくる危険性が高いため、十分な注意が求められます。

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今回の事故、自動車保険での割合は?

もちろん、今回も自動車保険のお世話になることになります。

ただ、現在の自動車保険では、保険を使うと翌年度以降3年間にも渡って保険料が上がってしまいます。

このため、過失割合や相手の修理費用の額などを考えて、自動車保険の利用をするかしないかは決めなくてはなりません。

前回事故にあった時に加入していたのは、某大手の自動車保険会社でしたが、転職した際に、大きかった団体割引がなくなったため、今回は以前から事故時の対応などの評価が高かった通販系に加入していました。

受付などは問題なかったようですが、被保険者になっていた父曰く、その後の説明が不十分だったとのこと。

確かに私もやり取りのなかでそれは感じました。やはり通販系はこんなものなのかなーとも思います。

私が優先道路だったことや相手は右折であったことなどを判断し、うちとしては9:1に持って行きたかったのが本音ですが、過去の事例からすると8.5:1.5の過失割合になるそうです。

保険会社の方に物損事故扱いと人身事故扱いのどちらにするのかを迷っていると相談した時には、「物損扱いにするから、9:1にしてくれ」と加害者本人に交渉したらいいかもしれないとアドバイスをいただきました(笑)

迷っていたら、意外な事実が判明。

私の乗っていた車は古かったので、全損扱いも納得です。

相手の車も実は結構古かったらしく、全損扱いで修理が不可とのことです。

つまりその車の時価額が最高補償額になります。

相手の車の時価額:42万円
私の過失割合:1.5で計算すると、
私の損害賠償額:(42÷10)×1.5=6.3万円

つまり保険会社のいう割合でいけば、こちら側の修理費用は6.3万円です。

自動車保険の対物賠償を利用して支払われるのがこの金額になるので、保険を利用して保険料が6.3万円以上上がるのであれば、保険を利用せずに支払いできなくもない金額です。

念のため、保険を利用した場合の保険料の上がり方を確認すると、以下のとおり。

年間あたり、約1.5万円のアップ

つまり3年間では、1・5×3=4.5万円

これなら、保険利用がよいかなと思いました。

それさえ決まれば、あとは、一刻も早く解決させたかったので、保険会社の言うとおりの割合、8.5:1.5 で決着してもらいました。

ちなみに私はというと、10年以上乗っていた車なので、以下のとおり。

私の車の時価額:14万円
相手の過失割合:8.5
相手からの賠償額:(14÷10)×8.5=11.9万円

免許を取った頃からずっと乗っていたお気に入りの車だったので辛かったですが、今回廃車とせざるをえません。

新しい車も探さないと・・・・

【続編】妊娠中に事故にあってしまいました・・・

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