強靭な忍耐力を持つ私、よせばいいのに、自宅療養後1週間程で一度会社に行ってしまいました。

もとより少人数の部署で欠員が一人いる状態、しかも当時は毎日のように研修が行われていたので、入院していないのだし出社しなきゃという気持ちにかられたのです。

ですが、やはり出社もふらふらの状態で、会社についても顔色が悪い。

周囲の方々には心配をかけ、上司にはそんな状態で来るなといわれ、結局その日は午前中で返される。

さらに2週間程休んで、もう身体は痛いけれど、大丈夫と思って出て行くと、やはり身体は弱っているのか風邪を引き、病院に行けば、身体の痛み止めとの相性が悪く、吐き気・頭痛・めまいに襲われてしまったのです。

ひと月程は本当に酷い日々を過ごしました。

ただでさえ、忙しい職場でそんな状態の人間がいる。

当時の私は迷惑をかけないように一生懸命だったのですが、それは完全に逆効果。

しばらくは身体が痛い程度に回復し、普通に仕事をしていても険悪な雰囲気があり、とても辛かったのを覚えています。

それでも、担当の先生がいるのは平日なので、平日に会社を早退し病院に通っていました。

最初は出来れば、毎週もしくは2週間に一度は来るようにと言われていましたので、3か月程は頑張りました。

それでも次第に忙しくなり、上司からも嫌みを時折言われ月に1回に減らしてもらったもの、次第に数は減っていきました。

周囲からは保険金をしっかり受け取るためにはたくさん病院に行くことだよ、と言われてはいましたが、その時の私にはそれが精一杯だったのです。

その間、相手の保険会社からの電話ももちろんあっていました。ケガの補償と原付の補償は担当が異なるため、それぞれに電話がかかってきます。

原付はしばらく事故現場に放置でしたが、行きつけのお店の方が引き取りにいってくれ保管してくれていました。

事故1週間後くらいに、その原付の修理についての電話があった際、以下の提示がありました。

「全損の状態です。修理しなくていいですよね?」

これはつまり、「事故にあった原付の現在の価値を金額に置き換え、それを保険金として支払うから、それをもとに新しい原付を買ってください」です。

大学に入ってからずっと乗り続けてきた愛車で、そのデザインはもう廃盤になっています。

廃車するのも寂しくて、修理できないか聞いてみたら可能との返答があったので、少し悩むことにしました。

当時は具合が悪くてそうしたことを判断できる状態ではなかったのです。

幸い、保険会社の方も「ゆっくり考えて頂いて大丈夫ですよ」ということを言われたので安心していました。

このとき、保険会社に確認したのは、「全損と判断された際でも修理が可能な全損時修理時差額費用特約の有無」です。

この特約がついていれば、古い車でも修理費を支払ってもらえるのです。

今回は相手の保険にこの特約がついているということだったので、修理も可能な案件でした。

当時の私は、事故のショックが癒えない状態で身体も痛みを感じつつ、職場の雰囲気も悪化しているそんなストレスフルの状態が続いていました。

でも、当時通っていたスポーツ教室にも通えず、ランニングなど大好きな運動などのストレス解消も出来ないという負のスパイラルに陥っていたのです。

(つづく…)

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